事業案内
主要製品
自動車及びトラック・バス・農機・建機のエンジン用配管として、パイプにアイジョイント等の継手をろう付けした製品
  • フューエルパイプ(燃料用配管)
  • オイルパイプ(エンジンオイル用配管)
  • バキュームパイプ(エアー用配管)
  • ウォーターパイプ(冷却用配管)
  • ガイドパイプ(オイルゲージ用配管)
製品の加工方法ー1

(1)パイプ曲げ

①曲げ方法
曲げ
NCベンダー曲げ
ロール曲げ(手曲げ)
②パイプ径

Φ4.76~Φ19.0

製品の加工方法ー2

(1)ろう付け

接合すべき金属(母材金属)よりも融点の低い金属ろう材を、接合部のぬれ性を上げた状態で隙間に流し込んで、母材金属を溶かさずにろう材と母材金属の相互拡散により、接合する方法をいう。
※ろう材の溶融点の高い(450℃以上)場合を硬ろう付け、低い場合を軟ろう付け(はんだ付け)という。
黄銅ろう付け・銅ろう付け、ともに硬ろう付けである。

①ろう付け方法

ろう付け
硬ろう付け
溶融点450℃以上
軟ろう付け
溶融点450℃以下
(はんだ付け)
トーチろう付け
炉中ろう付け
黄銅ろう付け
銀ろう付け
銅ろう付け

②トーチろう付け

トーチろう付けとは黄銅ろう(BcuZn)や銀ろう(Ag)溶加金属として使用する硬ろう付けの一種であり、トーチ(アセチレンガス・プロパンガス)または高周波で加熱して、ろう付けするのが一般的である。

ろうはろうの持つ表面張力と毛細管現象でワークの隙間に入り込んで行くため、適切な隙間と十分な余熱および適当なフラックスの選別が必要である。
また、パイプを部分的に急加熱するため、治金学的に避けにくい不具合が潜在し、その作業にはきめ細やかな配慮が必要である。